サイトを更新してない間にも情報は追ってるわけですけども、最新情報の他にもCanada Cup Gamingというイベントで、映画「モータルコンバット」でリュウカン役のロビン・ショウさんと、シャンツン役のケリー・ヒロユキ・タガワさんのトーク配信が行われたりしたんですよ！！
#CCGX Interview by James Chen with Robin Shou and Cary Hiroyuki Tagawa
映画のキャストだった俳優さんや監督を呼んでのトークイベントは過去に何度も行われてきたんだけど、ロビンさんとケリーさんはなんと20年ぶりに会ったんだって！そういう訳で、めちゃくちゃレアな映像なのだ！
ちなみにロビンさんが着てるTシャツには”Beer Addiction(ビール中毒)”と書かれてるけど、これってビールが名産のカナダにあわせて着てきたのかな？と思うと服で笑わせにきてるのが面白いｗ
動画では映画が長い間愛されてる理由や、アメリカに渡った理由、過去と今のアジア系アメリカ人俳優の立場の違い、完全CGだったレプタイルとの戦いを撮影する際にTシャツ相手に戦ってたエピソードなど、その他にもいろいろな話が40分に渡って語られてます。結構長めの動画だけど、オリジナル映画が好きな人は是非見てみてね♪
と、語りすぎたところでBrasil Game Showで行われたエド・ブーン氏へのインタビューや、ストリートファイターシリーズのプロデューサーである小野義徳氏のモータルコンバットへのコメントを早速確認してみよう！
来年、モータルコンバットに関する大きな発表が？！
まず、こちらの動画をご覧いただきたい。
Ed Boon, criador de Mortal Kombat, promete surpresa em 2020
動画の3:00～頃からのEd Boon氏の発言
『モータルコンバットのストーリーについては、我々はこれ(MK11)を物語の完結編と呼んではいますが、もちろんモータルコンバットは終わりません。これからも登場キャラクターは増えますし、来年は皆さんがとても驚くような発表もありますよ』
“The story of Mortal Kombat, we’re pretty much calling this one you know the end of the story. But we’re certainly not through with Mortal Kombat. You know, there are more characters that are gonna come and we have a big surprise coming next year for Mortal Kombat.”
この“big surprise“をKombat Pack2の発表だと考えてる人が多いみたいだけど、DLC程度だとそうは言いにくい気がするんだよね～、ぶっちゃけもう解析や動画でほとんどの内容が知れ渡っちゃってるし･･･。
個人的にはスピンオフ作品の発表だといいな！その他にも、まだ公式サイトが出来ていない映画についての事かもしれないし、全くリークされてないメディアミックス作品の発表とかかもしれない。何にせよ”Mortal Kombat 11″とは言っていないので、11に関する内容だと断定は出来ないんじゃないかな？
ちなみにShaolin Monksのリメイクについては社内で検討はしたけど、お伝え出来るようなニュースは何も無いとのこと。
参考：NetherRealm Studios Wants a Mortal Kombat: Shaolin Monks Remaster, Too – playstationlifestyle.net
モータルコンバットのストーリーは11で完結？
これはあまりシリーズに影響は無いと思う。ゼルダの伝説のように初期の作品が完結編にあたるゲームもあるわけだし、新作では別世界や過去の話とか、スピンオフ作品の発表とかいくらでも展開する方法はあるしね。でも･･･
9で死んだ後に救われてないキャラが何人か居るんですが、それに関しての救いは無いんですか･･･？という気分にはなった。
あと、MK11を”the end of the story(物語の終わり)”と言ってはいるけど、その前に”pretty much calling(大体そう呼んでる)”と説明しているので、はっきり『11で物語は終わり』と断言されてはいない事には注意。今後、11の後の作品が出る可能性も充分にあるよ。
ストリートファイターからのゲストは、協議の結果･･･
ストリートファイターシリーズ統括プロデューサーである小野義徳氏へのインタビュー記事がEuro Gamerに掲載されたんだけど、その中でこんな一文がありました。
エド・ブーン氏はストリートファイターのキャラクターをモータルコンバットに登場させたいと言っていましたが、その案は実現しませんでした。キャラクターを出さないと決めたのはあなたですか？
Ed Boon did say he wanted to get a Street Fighter character in Mortal Kombat but wasn’t allowed. Was it you who denied it?
小野義徳：確かに、その案をCapcomは了承しませんでした。ですが、私個人の意見で決定したわけではありません。ストリートファイターのキャラクターはモータルコンバットの世界観に合わないと思う社員が、社内には多く居たんです。ブラジルのゲームショーでその案についてエドと個人的に話をしたのは事実ですが、協議の結果を出したのは私ではないんです。
Yoshinori Ono: It’s true that a proposal for a Street Fighter character in Mortal Kombat was rejected by Capcom. But it wasn’t me personally! There were many people at the company that felt that it wasn’t a good fit for our characters. I actually met Ed at the Brazil game show and spoke to him personally about it. So it’s true – but I didn’t make the decision!
引用元： What does the future hold for Street Fighter 5? – EuroGamer
要約するとNetherRealm StudiosからCapcomへ『モータルコンバットにストリートファイターのキャラを出したい』との要望があって、双方で協議した結果、最終的に(日本の)Capcom本社が断ったという話なのかな。
僕はもちろんモータルコンバットのファンだけど、これは極めて妥当な判断だと思う。ストリートファイターとモータルコンバットの世界観や表現方法が全く違っていて合わない、という以前にレーティングが違いすぎるゲーム同士で接点を作るのはあまり良くないと思うんだよね。
それに、仮に悪役キャラだとしても惨殺したりされたりする映像を公開するのはキャラクターのイメージに相当影響が出てしまうだろうし、何よりストリートファイターのキャラが…酷いことになってる様子を見てショックを受けるファンが出てほしくないです、個人的にはね。
モータルコンバットシリーズのレーティングは「Mature」で、保護者の了承があれば子供が買ってもOKという区分にはなってるけど、残虐表現は正直AO指定(アダルトゲームと同じ区分)にしないといけないレベルだし、なるべくどんなゲームなのか全く知らない人や未成年者の目に入りやすくなるような事は避けて欲しいな～と願ってます。
ただ、モータルコンバットとストリートファイターのコラボを熱望するユーザーは昔から数多く居るし、「折り合いがつく形であればCapcomも前向きに検討している」と小野義徳氏がインタビューで語っていたので、希望は全く無いわけではなさそう。もしコラボが実現するとしたら双方のファンが楽しめるようなコンテンツができるといいね！
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