4月16日に米国で公開が予定されている、映画『モータルコンバット』のR指定版トレイラーが公開されました!
トレイラーは2月19日に公開されてもちろんすぐに見たんだけど、情報量に頭がパンクして何からまとめたらいいのか分からなくなってた。たった2分半の映像なのに情報量が多すぎる!初見の感想は「予想してたのより派手じゃないな~。評価:7.0ってところか」と思ったけど、見返してみたら気になるシーンばかりでした。
当日はTwitterも大盛り上がりで面白かった~。よほど有名なゲームでもないとトレンド掲載なんてしないし、タイトルだけじゃなくてキャラ名までいくつも載っていて楽しい!朝見たらツイートされた件数が15万件超えてたし、これが覇権ゲーの力か…!
ポスターも公開されたけど、ゲームと大きく違う所はスコーピオンに瞳がある点だね!白のカラコンや映像処理で白目にする事も出来るのに、あえて瞳を見せているのは映画版ならではの意味があるんだろうな。
※以下、ゲーム本編のネタバレが含まれる内容があります
インタビュー訳と気になるポイントの感想・考察
真田広之氏がEntertainment Weeklyのインタビューで語ったこと
■ ‘The birth of Scorpion’: Mortal Kombat star goes behind iconic character’s vengeful origins
大体の訳↓
・「モータルコンバットをプレイしたことは無かったからキャラ設定やストーリーを調べてはいたけど、リハーサルで『Get over here!』『Come here!』と叫んで、ハープーンを放つアクションを演じたらあまりにスタッフや他のキャスト陣の反応が良かったんで驚いた」
・「有名なゲームのキャラクターを演じるのは初めてだし、みんなスコーピオンがどういう武器を使ってどんなアクションをするのか知っているから、かなりプレッシャーだった」
・「オープニングから始まるバトルシーンは日本の武術の動きを忠実に再現するよう努力した」
・「振付師やスタントチームとどんな格闘スタイルにするか相談して、リハーサルに挑んだ」
・「ハンゾーならではの戦い方を生み出そうとした。日本人のキャラクターだから、きちんと日本の武術や剣術で戦う殺陣を演じた」
・「ハンゾーは温和なパパから復讐に燃える男に転じる、役者としては非常においしい役」
・「この映画は『残虐バトル有りのホームドラマ』」
(ハサシ家だけでなく、コールとその娘の絆も重要なテーマだからというのもあるかも)
・「長年大好きなドラマとアクション、2つの要素を持ち合わせている点がこの役に惹かれる理由」
・「映画を観れば彼が何故戦い、戦いの渦中に何を思うのかが解る」
・「80年代の頃ほどではないけど、この15年間に出演したどの映画よりも過酷な撮影だった」
映画ではXのハンゾーががもう少し長く生きてたら… って感じの外見だね。スコーピオンを演じた真田氏はインチキジャパニーズ格闘ではなく、日本の武術のみをベースにして戦う事に拘ったみたい。これは日本人ならではの感性かも。
インタビューでは「この映画を説明するなら『残虐バトル有りのホームドラマ』」と語っていたけど、このシーンで氷漬けにされているのは…。
映画版オリジナルキャラクター『コール・ヤング』、ついに登場
胸に龍の痣を持つ男、コールの動く姿がようやくお披露目。龍の紋章(アルカナ)って薄いタトゥーのような見た目かと思ってたけど、火傷跡のような痣だったんだね。アースレルム側の戦士にはみんなこの痣があって、強くなるとアルカナの力を利用して特殊能力が使えるようになるみたい。人間キャラが炎やテレポートといった超人的を使える理由がコレになります。それはともかく…
主役なのに一人だけ初期アバターと言うか、間違ってスタッフの人が映ってしまったような絵面になってるけど大丈夫なんでしょうか。衣装は?!
「Tシャツジーパンのオリキャラが主人公なのか…」と不安になった人にも安心、ちゃんとパワーアップ後の映像も出てます。筋肉が外殻というか、鎧と化すほど強靭になる能力なのかな? 総合格闘技のファイターだから、武器は使わずに近接格闘のみで挑みそう。
ちなみにコール役のルイス・タン氏はこの役のオーディションを受ける際、一緒にオーディションを受けてくれる子役が必要だったんで、全く演技の経験が無くガチガチに緊張している親友の娘をレゴブロックのセットで釣って挑んだとか。面白い話よね。
ソース:Everything you may have missed in the Mortal Kombat trailer
描かれし伝承と偉大なるシャオカーンの像
過去のトーナメントでシャンツンを打ち倒したグレート・クンラオの勇姿を描いた壁画。ゲームでは数百年前の話だけど、ここで出番があるとは。
映画には出てないけど、シャオカーンも彫像で登場。ほぼゲームと同じ姿だ!原作再現度にリスペクトを感じる。
サブキャラのカバルとレイコ、それにレプタイルも登場?!
見づらいけど、カバルもトレイラーに出てました!フックソードがあると誰だかすぐ分かるね。カノウがアースレルム側なのに(※もちろん地球を救うヒーローとして目覚めた訳ではない)、リュウカンと戦うって事はアウトワールド側についてる?
シャオカーンの忠臣・レイコも殴られ役で登場。このあと普通に頭潰されて殺られそう。
まさかとは思うけど、このミニゴジラのような怪物ってレプタイル…? 一部の特徴は合致するけど、あまりに似ていないので名無しのモンスターだと思いたい。
訳の分からないモンスターも出るよ!
バイオハザードに出てきそうな謎の怪物がソニアとコールを狙う!巨大な手と禍々しい尾(?)が特徴だけど、ゲームでこんな怪物は見てないな… 映画オリジナルの要素だろうか。
ライデン、ついにアジア人が演じる。
映画に登場する二人目の日本人俳優、浅野忠信氏もライデンの姿で登場。みんな思ってるだろうけど、見た目が若い!MK1~3くらいの、顔の設定がそこまで定まってなかった頃のイメージに近いかもしれない。
しかし雷を纏って現れ出るシーンの雰囲気は原作のイメージにそっくり!トレイラーでもこのシーンはライデンらしくて良かった。
立ち塞がる強敵たち、そして…
Aftermathでも活躍、シリーズおなじみのラスボス・シャンツンもサブゼロとミレーナを従えて登場。黒い長髪は初代映画版と同じ特徴だね。一応、このシャンツンは若verのようだ。
またまたみんな思っただろうけど、ミレーナが似てない。目は獣っぽいとはいえ、尖った牙もなければ口も裂けてない。紫の衣装も着てない。プロトタイプとか、失敗作のミレーナ…とか?
ていうか、トレイラーの時点で腹抉られて殺られてない?!人気キャラなのに全くキャリアの無い女優さんが演じるから、おかしいとは思ってたけどそこまで見せていいのか…
もはや説明不要の見所・スコーピオンとサブゼロの激突
シリーズの顔と呼べる存在でありながら、実写化ではテキトーな扱いだったスコーピオンがついにまともな実写化!!業火を滾らせるその姿に、どんな熱い殺し合いを見せてくれるのかと今から期待が止まらない。サブゼロ(ビーハン)も映画で一番ゲームに近い外見だし、その完成度はもはやMKオタクが映画館で心臓発作を起こさないか心配になるレベルじゃないか?!
▲鏡を通してコールの前に現れるスコーピオン。何を伝えたいのか…
主役はコールだけど、この映画はスコーピオン誕生物語でもあるんだって!スコーピオン好きには本当に楽しみな内容になりそうだな~。
サブゼロの能力はシャンツンによって強化されてるだけあって、興行場の中を氷で覆うくらいは容易く出来るみたい。他に気になる所は、サブゼロの喋り方が11のヌーブとよく似ていたところか。映画では数百年前からハンゾーとビーハンの因縁が続いてるようだけど、ビーハンは何らかの力で生き長らえてるのかな?死んでたらヌーブになってそうだしな~。
あとはジャックスの腕を取る役がサブゼロに変わってたけど、そのシーンで相変わらずスティーブ・ハーベイ(アメリカの著名コメディアン)とコメントされてて笑った。その他にもソニアとカノウが砂漠で取っ組み合いしてるシーンって初代映画版のオマージュかとか、キタナの鉄扇とか、そういえばニタラは出てなかったなあとか、やっぱりTechno Syndromeは最高とかネタが多すぎて混乱してきてもうダメ。誰か混乱を治療するアイテム買ってきて!!
キャスト陣+プロデューサーのリアクション動画も公開されてたよ。どんな役者の人が演じているのか気になる人は、コチラの動画もチェックだ!